世界屈指のコーナーワークを武器に氷上を駆け抜けた天才『加藤条治』選手。
2022年3月29日をもって現役から退きました。
オリンピックは2006年のトリノ大会から4大会連続で出場し、全て入賞…
この輝かしい成果の裏にはやはり、家族や奥さんの存在が大きかったのではないだろうか。
本記事では、加藤選手の功績を振り返り、加藤選手が送った奥さんへのメッセージを紹介していきます。
加藤条治・プロフィール
名前:加藤条治(かとうじょうじ)
生年月日:1985年2月6日
出身:山形県山形市
小学校:山形市立滝山小学校
中学:山形市立第六中学校
高校:山形中央高等学校
高校時代、インターハイ男子500mで三連覇を達成。高校三年時ワールドカップ代表に選ばれており、これは史上初の快挙になります。
加藤条治・引退
「最高のスケート人生だった」
加藤選手は、2022年3月29日に引退を表明しました。引退を表明した時、加藤選手は37歳。
「ここまでスケートをやってこられたのは幸せなこと。スケートのどんな瞬間も大好きで、最高のスケート人生だった。未練はありません」
加藤選手の『最高のスケート人生だった』という言葉に全てが詰まっているように思えました。
加藤条治・メダル
年代 | 開催 | 結果 |
---|---|---|
2006年 | トリノ | 6位 |
2010年 | バンクーバー | 銅メダル |
2014年 | ソチ | 5位 |
2018年 | 平昌(ピョンチャン) | 6位 |
加藤選手は、冬季五輪4大会連続入賞の偉業を達成した日本を代表するスピードスケーターです。
2010年バンクーバー大会では、銅メダルを獲得。
加藤条治・妻
加藤条治さんの奥さんは、一般の方で画像などはありません。
加藤選手が結婚を発表したのは、2012年10月になります。(結婚自体は2012年の6月?)
加藤選手が当時27歳、お相手の女性が25歳の時になります。
2012年となると加藤選手が2010年に銅メダルを取り2014年のソチに向けた大切な時期になりますね!
奥さん・家族に対する思い
家族が最大の支えとなっていた。その支えがなかったら、引退はもっと早くなってしまっていたかもしれない。
加藤さんが奥さんに送ったメッセージを一部抜粋して紹介します。
彼女のこれまでの苦労が、ほんの少しでも報われたらと願って。
僕が家族を優先する生活を選んだことで、奥さんには相当苦労をかけた。奥さんが子どもを世話する時間は僕より圧倒的に多いし、僕がいない方が楽なこともあったはずだ。そんなこと、奥さんは一度たりとも言わなかったけど。
一方で僕の生活は、奥さんがいないと成り立たなかった。「感謝」という言葉をいくら並べても言い表せないくらいに。
加藤選手は、現役生活の中で『家庭』を中心した生活を心がけたとインタビューで語っています。
それを実現できたのは、奥さんのサポートがあったからこそだと。
私は、このメッセージを読んで二人の絆の深さに感動しました。家族の温かさが十分すぎるほど伝わるメッセージだなと。
現役最後のレース
加藤選手は北京五輪代表選考会で転倒してしまい、結果これが現役最後のレースとなります。
そのレースの後、奥さんは加藤さんを笑顔で迎えたそうです。
無言で笑顔で迎え入れる奥さんは、その時何を思ったのでしょう。絆の深さが伺える温かいエピソードに感動しました。
加藤選手は、長いアスリート人生を奥さんがいたからこそ乗り越えることが出来たと語っています。
本当に素晴らしい絆だと思いました。
加藤条治選手、本当に感動をありがとうございました。
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