2大会連続の4強入りを目指した、強豪『神村学園』だったが、準々決勝で『近江』に敗退し、ベスト8という結果で第102回高校サッカー選手権の幕を閉じた。
しかし、神村学園のポテンシャルは高く全国に再度その名を知らしめることとなる。
本記事では、大会優秀選手に選ばれた『西丸道人』選手にフォーカスを当ててストロングポイントや、進路などについて解説していく。
- 西丸道人選手のプロフィール
- ストロングポイント
- 代表歴について
- 進路について

プロフィール
神村学園にとって背番号13は大きな意味を持つ。それもそのはず背番号13は福田師王選手が付けていたからだ。その背番号13を付けるのが西丸道人選手である。FC加治木から神村学園中等部に進学し、神村学園の生え抜きプレーヤーとしてキャプテンマークを巻くことになる。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 西丸道人 |
生年月日 | 2005年6年15日 |
背番号 | 13 |
身長 | 168cm |
体重 | 69kg |
ポジション | FW |
出身チーム | 神村学園中 |

神村学園の背番号はとても意味のある番号であることは間違いない。来年は名和田選手が付けるのか?!
ストロングポイント
身長168cmと決して大きな体格といえない西丸道人だが、非常にフィジカルが強い。DFに当たり負けしない強さを持っている。
足元の技術も高くファーストトラップで勝負できる位置に落とし、素早いターンからフィニッシュに持ち込むのが得意なプレイスタイル。また、両足どちらでも強力なシュートを打てるのも西丸選手の特徴といえる
鹿児島県予選決勝 VS鹿児島城西
7連覇をかけた県予選決勝。福田師王選手からキャプテンマークを預りプレッシャーも多い中臨んだ決勝戦。この大事な決勝戦で値千金の決勝ゴールを決めたのが西丸選手。
(1:50~)左サイドから上がったクロスにヘディングシュート。こぼれ球を西丸選手が押し込んでゴール。敵DF陣が4枚いる中でこぼれ球に反応してるのは西丸選手のみです。体が自然に反応してボールを押し込んだ…そんな印象のゴールです。
シュートは惜しくもポストに弾かれたが、(1:26~)センターラインからのロングパスに胸トラップからの左足のシュート。オフサイドライキンぎりぎりを責めると同時に、自分の裏のDFの位置をしっかり確認しています。ワントラップでDF陣の裏に運びフリーでシュートを打てる位置に運んでいることが分かります。非常に高い技術が詰まったワンプレイです。
代表歴
西丸道人選手は、代表・代表候補として選抜されています。
2023年:日本高校選抜候補
2023年:U-17日本高校選抜



今後も代表に召集される可能性は非常に高い選手です。西丸選手の活躍に大いに期待しましょう。
進路
西丸選手は、2024シーズンよりベガルタ仙台へ加入することが決まっています。
ベガルタ仙台は現在J2です。J1に昇格し西丸選手にも新たな風として活躍してほしいです。
また、ベガルタの監督には森山佳郎監督が2024年より就任することが決まった。森山佳郎監督といえば、U-17の監督をしてたことから西丸選手のプレイに対する理解も深いと考えられる。



西丸選手の急成長に期待せずにはいられません。
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