第102回全国高校サッカー選手権大会で頂点に輝いた『青森山田』
その原動力となったのが、11番エース米谷壮史選手である。大会通算5ゴールは得点ランキング1位タイに浮上し、まさに日本ナンバーワンストライカーの称号を得たということになる。
本記事では、そんな注目のストライカー米谷選手にスポットライトを当てて米谷選手の魅力と今後の進路などについて解説する。
- 福島 健太選手のプロフィール
- ストロングポイント
- 代表歴について
- 進路について

プロフィール
米谷壮史選手は、驚くことに高校1、2年次はスタメンではなくベンチ入りもできないメンバーであった。スタンド応援しながらもエースの座を狙い、最終学年の3年に不動のポジションを獲得することになる。
出身は、青森山田中学。バリバリの生え抜きのプレイヤーである。

米谷選手の憧れは青森山田で同じく得点王に輝いた『鳴海選手』みたいですね。あこがれの選手に近づいた米谷選手…偉業達成おめでとうございます。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 米谷壮史 |
生年月日 | 2005年6年20年 |
背番号 | 11 |
身長 | 172cm |
体重 | 64kg |
ポジション | FW |
出身チーム | 青森山田中 |
ストロングポイント
青森山田のエース米谷選手はゴール前の嗅覚に非常に優れている。
それもそのはず、予選から本戦でのゴールのほとんどがエリア内のゴールである。
ディフェンスの裏のスペースを見つける能力やポジショニングが非常にうまい。足元の技術も高く、エリア内でも落ち着いて自分のプレイをできるのが最大のストロングポイントだろう。
VS広島国際学院 ハットトリック
第102回全国高校サッカーで強豪ぞろいがあつまり、死のグループと言われたBブロック。
その三回戦は初出場ながら強豪静岡代表静岡学園を倒した広島国際学院。当然、簡単な試合にはならないと予想されていましたが米谷選手はハットトリックを達成しています。
- 1点目(0:10~)
胸トラップから利き足とは逆の左足でのゴール。注目すべきポイントはボールをもらう前の動き。味方が左サイドから駆け上がると、スペースを見つけて走り出す。この時に一度周りを見てスペースを確認している。正確なトラップと強いフィジカルでボールをスペースに落とし、落ち着いてゴールへ流し込んだ。米谷選手のストロングポイントが詰まったスーパーゴールだ。
- 2点目(2:30~)
コーナーキックから、こぼれ球を押し込み2点目。このゴールでも直前の動きがカギになる。中央に位置した米谷選手はコーナーキックと同時にマーカーを外す動きをし、結果的にフリーになったところを押し込む。DFをかく乱する動きが2点目に繋がった。
- 2点目(3:40~)
右サイド見方が駆け上がったのを見て、スペースに顔を出す米谷選手。この時既に相手DFは米谷選手をロストしているの分かる。DFの裏の空いたスペースを見つけた米谷選手の嗅覚が光ったゴールと言える。



大舞台でハットトリックを決める決定力と、ゴールへの執念と嗅覚がうんだ素晴らしいハットトリックでした。
代表歴
米谷選手は代表でのプレイは未だないです。
しかし、今後代表に召集される可能性は非常に高い選手です。代表での活躍に期待です。
進路
卒業後は関東大学サッカーリーグ1部の『東海大』に進学することが決まっています。
大学サッカーで連想するのが、三笘薫選手。三苫選手は高校から筑波大に進学し、後に代表で活躍するプレイヤーです。大学サッカーを通じて、自分をブラッシュアップしてからプロに挑戦することが決して遠回りではないことを証明したプレイヤーであります。
米谷選手も、大学サッカーで活躍し、日の丸を背負って活躍するプレーヤーになるかもしれません。
将来非常に楽しみな選手であることは間違いないと思います。
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