2023年大晦日の目玉カード【平本蓮 VS YA-MAN】
結果は、判定『3-0』で平本蓮選手の勝利。
その試合をリングサイドで見届けていたのが、朝倉未来選手。
『平本蓮』『YA-MAN』『朝倉未来』の三人の物語を順番を追って説明していきます。
- 朝倉未来 VS YA-MANについて
- 平本蓮 VS YA-MANについて
- 平本蓮の朝倉未来に対して思うとこ
- 平本蓮 VS 朝倉未来の試合はあるのか?
朝倉未来 VS YA-MAN
二人の対戦は、2023年11月19日キックボクシング大会「FIGHT CLUB」にて行われた。
ルールは70㎏契約の3分3ラウンドのキックルール。総合格闘技(MMA)を主戦場とする朝倉未来選手にとってこの戦いはYA-MAN選手の土俵で戦うことを意味する。
試合はYA-MANが2度ダウンを奪い、1ラウンド1分17秒にTKO勝利で幕を閉じた。YA-MAN選手の強烈な右ストレートをもろに浴び膝から崩れ落ち、前のめりに頭を突く朝倉未来選手を今まで見たことがあるだろうか…
試合後のコメント
- 朝倉未来選手
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「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見てみて。これはもう引退ですね。何でこんな自分に沢山のファンがいるかもわからない状態ですが、長い間本当に格闘技にはお世話になりました。ありがとうございました。今の気持ちです」
- YA-MAN選手
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「こっちの土俵とルール。これで朝倉未来に勝ったとは思っていない」
リングサイドで試合を観戦していた平本蓮選手に「平本、バーカ!お前ぶっとばすからな」と喧嘩を売った。

この試合がきっかけとなり、年末の【平本蓮 VS YA-MAN】が現実となる。
平本蓮 VS YA-MAN
2023年大晦日、最も日本で注目されていただろう対戦【平本蓮 VS YA-MAN】が行われた。
試合結果は、終始試合を有利に進めた平本蓮選手が判定3-0で勝利という結果になった。
序盤は互いに得意とするスタンディングによる打撃の応戦。距離を詰めてくるYA-MAN選手に対して適格に顔面を捉えパンチを打ち込む平本選手が有利な展開に。中盤・終盤には平本選手がテイクダウンを奪う展開も見られ終始主導権を握る展開となった。



総合格闘家として、進化が止まらない平本蓮選手。スター性抜群の平本蓮選手の今後の活躍に大いに期待だ!
平本蓮選手の朝倉未来選手に対するおもいとは
キックボクシン出身の平本選手が総合格闘技(MMA)に転身した原因は朝倉未来選手にある。
「キックボクシングでどうにかしようって思っていた時に、朝倉未来が現れて。変な話、アイツのおかげでMMAを始めたみたいなもんなんですよ」



SNSなどでも朝倉選手に対してたびたび論争を繰り返していた平本選手。朝倉選手には特別な思いがあるのでしょう。
2020年大晦日のMMAデビュー戦で萩原京平選手にTKO負け。次の鈴木千裕選手にも敗れてMMA2連敗。しかし、ここから平本選手の反撃が始まる。鈴木博昭選手、元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志選手に連勝。2023年4月には元RIZINフェザー級王者の斎藤裕選手に判定負けはしたものの、着実にトップファイターに近づいてきていた。
そんな中行われた【朝倉未来 VS YA-MAN】の試合は平本選手に衝撃を与えたに間違いないだろう。
引退を口にした朝倉選手に寂しさを覚えたに違いない…
俺と試合する前に終わるなよ。そんな思いを抱いたのではないだろうか。
そんな思いもあり、YA-MAN戦には絶対に負けれない。ストーリーが終わってしまう。覚悟が違う。いろんな思いを背負い勝負に勝った平本選手の戦いは本当にかっこよかった。
平本蓮 VS 朝倉未来の試合はあるのか?
結論から言うと、間違いなく【平本蓮 VS 朝倉未来】は実現するだろう。
「引退する前にやらないといけない」
朝倉未来選手も平本蓮選手の対戦に関しては意識していることが伺える。
自分が総合格闘技をやるきっかけになったファイターを、引退する前に拳を交えたい。
平本選手の願いは2024年に実現するだろうか。
まとめ
YA-MAN選手との対戦で敗北を喫した朝倉未来選手は引退も視野に入れることになる。
そこに待ったをかけたのが平本蓮選手。
朝倉未来選手との対戦を熱望する平本蓮選手は大晦日の大舞台でYA-MAN選手に見事勝利を収める。
舞台は整った。
2024年【朝倉未来 VS 平本蓮】この因縁の二人の試合を期待せずにはいられない。
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