『舐達麻』VS『BADHOP』
ヒップホップ業界で、抜群の人気を誇る【舐達麻】の作った【FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD】げ現在話題を呼んでいる。それもそのはず、この曲は現在HIPHOP業界を牽引している【BAD HOP】へのディス曲だからである。
あまりにもストレートな歌詞に度肝を抜かれた人も多いのでは?
本記事では、そんな【舐達麻】から【BADHOP】に向けられた歌詞の意味を考察していく。要チェックしてください👍
タイトルの意味・BAD POP IS DEAD
BAD POP IS DEAD
バッドポップは死んだ…
これは、2006年に発売されたニューヨーク出身のラッパー『NAS』の『HIP HOP IS DEAD』のサンプリングである。NASが商業志向になったヒップホップ業界全体をディスするメッセージ性の強い曲であることから、舐達麻からBAD HOPへのディス曲ということが明確にわかるタイトルになっている。
また、『BAD HOP』を『BAD POP』と表現することで、『HIP HOP』ではない。とも受け止めれる。
現代のダンスバトルなどでもこのトラックを聞くことが多い。
BADSAIKUSH
お前の曲はパクリで 俺のはREQUIEM
歌詞のスタートからディス全開。
一部でBAD HOPの曲が海外アーティストのパクリと言われることを揶揄しています。そして、俺の曲は『REQUIEM=鎮魂歌』仲間の為に歌っているんだというメッセージが込められています。
一緒に居ると思うと 女々しいから何も言わない 資本主義の豚が 社会やガキの為とか抜かすんだ 本物は 黙ってそれをやるだけさ
- 女々しい
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インスタライブで『BADSAIKUSH』さんのことを女々しいと言い放ったYZERRさんに対してのアンサーなのは間違いないだろう。
- 資本主義の豚
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HIP HOP業界を牽引し巨万の富を得たBAD HOPを資本主義の豚と表現。インスタライブにて孫GONGさんを豚野郎と表現していたことにも繋がっています。
- 社会やガキの為とか抜かすんだ 本物は 黙ってそれをやるだけさ
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これはHIPHOP業界に対して熱く語ったYZERRさんに対して、それでも本物はインスタライブで心境を語ったりせず、だまって行動に移すんだよというメッセージが込められています。
何がパブロ 俺がピカソならお前はただの絵描き野郎 俺がエスコバルで お前は買収したデコだクソ野郎
YZERRさんの弟T-Pablowと画家のパブロピカソとの対比。絵描き野郎とは政治ややくざの世界での黒幕などの意。また、パブロは、「麻薬テロリスト」「麻薬王」の異名を持つ『パブロ・エスコバル』にもダブル・ミーニングしており、デコは『警察』を表す。
振り返る裏通り結局俺たちが飾る大トリ
この歌詞では、AH1での騒動を皮肉している。大トリの予定だったBADHOPが騒動の為キャンセルになり直前にライブをやっていた【舐達麻】が結局は大トリなんだという、ディスを送る。
RhymeやBeatsの上なら絶対負けない それで良い お前と弟のラップは酷ぇ 水と油 腐る耳 後はくせえ金魚のフンまじ用はねえ きな臭えメロディーと韻が お前がVERBALで俺がSEEDA
過去のディス曲『TERIYAKI BEEF』『公開処刑』からのサンプリング。
【SEEDA】⇒【VERBAL】の当時話題になったディス曲を【舐達麻】⇒【BADHOP】に当てはめてディスしています。
死んだ仲間のことを俺は仲間たちと今日も歌うのさ
歌詞の冒頭『俺のはREQUIEM』を回収。
他人がどこで何がどうかはマジで興味ねえ 何度も言わせるなよこれが俺の本音だぜ
今回の騒動に大きく関わる『You Can Get Again / RYKEY × BADSAIKUSH』の中の自分自身のリリックからのサンプリング。当時から俺は何も変わってないという意思が伝わる内容となっている。
DELTA9KID
ご託とご自慢の兵隊並べて 叫ぶだけ叫んでろ誰かを下げて
ご自慢の兵隊=BADHOPのメンバーをディス。
虎の威を借り ツラこき 涙目で語り 詐欺師ばりに絵を描き 嵌めてぇか罠に
YZERRさんのインスタライブを痛烈にディス。詐欺師ばりに絵を描きはBADSAIKUSHさんの歌詞のパブロピカソの絵を描くという表現にも繋がっています。
グラマー 上手だなネットの使い方 SNSでBeef わからないやり方 殺せとか殺さないと息巻いて語るが お前や お前ら 周り子供はいるのか? 俺の人生においてお前らはその他 口を閉じろ嘘吐き今に出るぞボロが 興味ない本音 仲間と笑いたいだけ
YZERRさんのインスタライブで語った『殺人に発展したビーフが無い時点で、そもそも意味がない。口喧嘩でしかない。気持ちわりぃ。やり合うなら本当にやれよ。俺のとこ来て殺せよ。』に対してのアンサー。
AnswerがあればせめてメッキかけたRapで Hater返せるかDis曲 一つでも
これは、SNSじゃなくて、アンサーがあるならあくまで曲で返してこい。それが【舐達麻】のやり方だ。という内容になっています。
G-PLANTS
事実マイク手放し 掴んだのは胸ぐら 歌詞はおろかうやむやに飛ばしてった歌う番 トリで客を騙す ワケは突如機材トラブル さすがオチは 手持ちカメラ見つめ芝居すらする どんなポーズ マッハ超えてインスタで飛ぶ唾
この部分でも、AH1でBADSAIKUSHさんに胸ぐらを掴みかかったYZERRさんに対するディス。当日、BADHOPのオオトリは場内のお客さんには『機材トラブル』の為BADHOPの出演はキャンセルとアナウンスされました。その後のYZERRさんのインスタライブまでの流れを全体的にディスしています。
何個も下の人並みが叫び散らすクソガキ お前含め全員が裁判じゃ有罪
YZERRさんがインスタライブで言った『裁判だったら5秒で有罪だよ』を揶揄しています。YZERRさんのインスタライブがバズったフレーズ『5秒で有罪』をサンプリングしています。
あるべき形はこう すぐBeefにして曲は非情 異次元 突き抜け更に浮上 アイツはもう 空の向こう 争いならぶち殺せばゴール 今おれらはまずBeatに問う ネットに愚痴る事情や苦情なら 仲間と今日 曲を書こう
本曲のHOOK部分。これは、【舐達麻】さんのビーフの在り方について語っている部分になります。あくまで、ビーフは楽曲でのアンサー。SNSのアンサーは俺らはやらないという想いが伝わっていると感じます。
MV撮影場所
【FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD】のMVの撮影場所は渋谷セラヴィになります。
これは、事件の発端となったHOPEのあふらーパーティーの場所になります。
詳細は下記記事を参考にしてください。
まとめ
YZERRさんのインスタライブから沈黙を守っていた舐達麻からのアンサー曲【FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD】
その内容はストレートにBADHOPをディスる内容でした。
SNSじゃなくて楽曲でアンサーを返すという信念が込められた一曲になっています。
BADHOP側からアンサーはあるのか?
今後も『舐達麻』『BADHOP』から目が離せない。
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